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高い研究開発効率を誇るブリストル・マイヤーズ

自社開発も好調

抗血小板薬「プラビックス」、抗精神病薬「エビリファイ」、高血圧治療薬「アバプロ」をはじめとする大型製品の導入実績が豊富なブリストル・マイヤーズ

抗HIV薬「レイアタッツ」、白血病治療薬「スプリセル」、B型肝炎治療薬「バラクルード」、抗リウマチ薬「オレンシア」など、自社開発製品も好調です。

同社は2011年までの8年間に承認された新薬数と、研究開発費総額を比較して、グローバル製薬企業のなかで最大の研究開発効率を達成しています。

2011年度の連結売上高は212億ドルで前年比で9%の増加となりました。好調な業績を牽引する主力製品は「プラビックス」で、ヨーロッパを中心に販売を行う開発元サノフィの売上28億ドルと合計した売上は99億ドルとなり、ファイザーのコレステロール低下薬「リピトール」を抜いて世界売上1位となりました。

2012年に「プラビックス」と「アバプロ」が特許終了となったため、同社は2012年問題(パテント・クリフ)の影響が最も大きい製薬企業とされていますが、抗体・分子標的の高分子医薬品や新規薬理の低分子医薬品の開発に積極的に取り組んできた成果が出ています。

2011年3月に承認された抗体医薬のメラノーマ(悪性黒色腫)治療薬「エルボイ」が3.6億ドルの売上となりました。2012年mつにファイザーと共同開発したファクターXa阻害剤の抗血液凝固薬「エリキュース」は日米の初回申請で市場規模の大きいSPAF(心房細動患者の虚血性脳卒中の発症抑制)効能が承認されました。

また、アストラゼネカと共同開発している世界初となるSGLT-2阻害剤の糖尿病治療薬「Forxiga」はヨーロッパで承認を取得しました。糖尿病領域では急成長のDPP-4阻害薬「オングリザ」を有するほか、2012年7月にはGLP-1アナログ製剤を開発した米バイオベンチャーのアミリン・ファーマシューティカルズを買収しました。

新薬の開発動向

ファースト・イン・クラスのC型肝炎治療薬として注目されるNS5A阻害剤「ダクラタスビル」がフェーズ3の段階にあります。プロテアーゼ阻害剤と「リパビリン」を含めて、3剤の経口剤を併用する治療体系が確立できればインターフェロンを禁忌とする患者層が治療に復帰できると期待されています。

「エルボイ」に続く抗体医薬としては、小野薬品から導入した抗PD-1抗体の抗がん剤「ニボルマブ」、抗CS1抗体の多発性骨髄腫治療薬「エロツズマブ」がフェーズ3段階に進んでいます。

ヒトの免疫機能を活用した抗体医薬品

現在の抗体医薬品は、完全ヒト型抗体の作製が可能になったことに伴って、中和抗体産生に関する問題はほぼクリアーされ、現在は抗原の選択と治療効果をいかに高めるかが焦点となっています。

また、目的に応じた薬剤コンジュゲート抗体やサイトカイン融合抗体などが開発され、さらに、組織移行性を高めるために抗体の断片化などの新しい技術が試みられています。

がんやリウマチなど従来型の薬剤では治療効果が十分に得ることができなかった疾患において、治療効果を示し、なおかつ副作用も少ないという点で抗体医薬品が注目されており、現在でもがん領域を中心に多くの医薬品が開発中となっています。